Strutsを使ってみた part2
使いやすいフレームワークの一つに、使いたい機能だけをつまみ食いできる、というのがあると思う。Strutsも使いたい機能だけを使うことにした。全部勉強するのもめんどくさいからね。とりあえず、便利だと思った機能は、
- 画面遷移の管理
これのためにStrutsを使っている、といっても過言ではないと思う。
- 入力フォームとActionFormの関連付け
勝手にやってくれるのがうれしい
- 入力フォームのvalidation
入力チェックが一箇所にかかれるのがいい。しかし、エラーメッセージの定義場所がプロパティファイルとは。
Javaのプロパティファイルは非常に扱いにくい。ファイルの読み込み時にエンコードしないからだ。PropertyクラスのスーパークラスはDectionaryなのだが、これはとっくの昔に「非奨励」になっている。もうこんな化石化したクラス使ってほしくないのだが、Java界では今でもまじめにPropertyクラスを「リソース」元として使っている。文字コードが指定できるようにしてくれればよいのだが、そんな気さらさらないらしい。まったく…
ちなみに日本語をPropertyクラスで読めるようにするには、Unicodeに変換するのだが、このツールはJDKのbinディレクトリにある native2ascii.exe を使う。文字列を外部リソースで管理する理由は、「変更しやすいから」なのだが、これでは全くその利点が生かされていない。
上記以外にもStrutsでよさそうな機能はあるのだが、まだそこまで見ていない。さて、ほかの機能はどうでしょうか。