プログラム悪戦苦闘日記

はてなダイアリーからの移行(遺物)

FOX toolkitを導入する

 
FOX toolkitの入手とセットアップをメモしておく。具体的な使い方はそのうち書くかも…。以下はWindows + VC7.0の場合。

  1. 本家 http://www.fox-toolkit.org/ のDownload へ行く
  2. fox-1.4.5.zip(NEW STABLE) をダウンロードする(2005/02/20時点)
  3. 適当なディレクトリに解凍。その後、install_dir\windows\vcpp と進むと win32.dsw (VC6.0プロジェクト)があるのでこいつを開く。
  4. プロジェクトの中に 'fox' があるのでこいつをビルドする。すると static link ライブラリができる。DebugとReleaseと両方ビルドしておこう。
  5. DLLが欲しいときは、 'foxdll' というプロジェクトをビルドする。

ここまでが準備。次は、自分が作ったプロジェクトに組み込む方法だ。

  1. メニューの ツール > オプション > Projects > VC++ディレクトリ で、「インクルードファイル」にinstall_dir\includeを、「ライブラリファイル」にinstall_dir\lib を追加する。
  2. プロジェクトは 'Win32 Application' を選択。空のプロジェクトにしておく。
  3. プロジェクトを作ったら 右クリック > プロパティ で…、
    1. C/C++ > コード生成 の「ランタイムライブラリ」を「マルチスレッド(/MT)」(Releaseの場合)、「マルチスレッドデバッグ(/MTd)」(Debugの場合)にする
    2. C/C++ > 言語 の「ランタイム型情報を有効にする」を「はい(/GR)」にする
    3. リンカ > 詳細 の「エントリポイント」に「mainCRTStartup」と入力する
  4. プログラム(cpp)内のどこかに
#ifdef _DEBUG
#pragma comment(lib, "FOXD-1.4.lib")
#else
#pragma comment(lib, "FOX-1.4.lib")
#endif

をいれておく。
 
結構、あっちこっちいじるんだよね。VC8.0だと設定が違うかもしれない。
 
参考URL