プログラム悪戦苦闘日記

はてなダイアリーからの移行(遺物)

Strutsをつかってみた

 
 ずっとよく聞くStrutsとは何か、ちとやってみた。なんか宣伝文句が多くてよくわからないものだったが、どうやらWebアプリケーションを開発するためのフレームワークであった。何ができるかというと、

  • 画面遷移の管理
  • カスタムタグライブラリの提供
  • Java Beanと入力フォームとの関連付け +その 整合性(validation)
  • タイル

こんなとこか。
 
 フレームワークとは、簡単に言ってしまえば「いつも書いているアノ処理」を自動化してくれるものだ。だからフレームワークを使ったほうが便利、簡単、安全(たくさんの人が使っているのでバグが少ないという意味)というのがうたい文句なのだが、個人的にはどうもフレームワークというのが好きになれない。というのは、

  • 最新のJDKサーブレットコンテナ(Tomcatとか)に、フレームワークの更新が追いつけない。ヴァージョン互換が保てない。
  • 更新が早い。すぐにdeprecatedになってしまう。
  • コンフィグレーションが多い。設定するところが多い。
  • フレームワークが仕事をしすぎる。いくつかの機能についてはフレームワークから外れたいことをしたくても、外れたことがしにくい/できない。

Strutsの場合は、かなりMajorなこともあってか、上記のようなリスクはかなり小さいと思う。しかし、Javartaプロジェクトのひとつだけあってか更新が早すぎる(アンチパターン「絶え間なき陳腐化」…)。コンフィグレーションが多いのも特徴か。しかし、これを使うとMVCが整理できていいかもしれない。しかしServletは決してMVCの構造を持っていないと思うが。